非科学の特定イデオロギーに起源する、ありもしない「妄想」に対して「懺悔」するのは単なる愚かを超えて狂気である。 [政治]

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  記事より一部抜粋。
 “ 進歩的な連邦官僚によれば、アメリカの過去の累積排出量が問題であり、北京はフリーパスに値するという。(中略)アメリカの過去の排出量と一人当たりの排出量が多いことから、「アメリカは国家レベルでも一人当たりレベルでも、現状に対してより大きな責任を負っている」と述べている
  と。
〔私〕:
1.記事にあるような進歩的な連邦官僚の懺悔は、地球温暖化・人為排出CO2主因説が虚構ならば、全く「役に立たない(or、必要のない)懺悔」である。

2.「地球温暖化・人為排出CO2主因説」では、大気中のCO2濃度が上昇すれば地球平均気温は上昇するのであり、「排出国の属性」による差別化に意味はない。どの国が排出してもCO2の物理的・化学的性質は全く同じ。

3.全世界が英国で生じた産業革命、米国の資本主義による経済発展の恩恵を享受して、生活水準が産業革命以前より格段に向上した。中国共産党(CCP)、インド、ロシア(旧ソ連)や他の発展途上国なども例外ではない。
   世界地図:青色
   英国で生じた産業革命、米国の資本主義による経済発展の恩恵を享受して、生活水準が産業革命以前より格段に向上した国々
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4.中国共産党(CCP)、インド、ロシア(旧ソ連)または他の発展途上国は、政府が社会主義体制や共産主義体制を選択した結果として、経済発展が遅れ、偶々CO2排出量が少なかっただけであり、それらの国々が、地球環境に配慮してきたためではない。そして、それらの国々は、その経済発展の遅延分を資本主義国との交易や市場経済の部分的導入によって補った。また、それらの国々は、その間、累計最低でも1億人以上の人類という環境資源を地球から抹殺することも行なったが。

5.さらには、脱炭素化や化石燃料の廃止で世界人類の生活水準が、産業革命以前(1850年以前)のレベルへと「脱成長」するのをやむを得ないと考えるならば、現在、産業革命以前(1850年以前)の生活レベルと比べれば遥かに高い水準にある中国共産党(CCP)、インド、ロシア(旧ソ連)、または他の発展途上国も、今以上に経済成長する必要性はないから、これらの国々にも資本主義諸国(経済先進諸国)に課すのと同等のCO2排出量削減を強制すべきである。例外は認められない。

6.以上のことを加味すれば、各国の経済発展の状態や各国の人口多寡は、CO2排出削減の例外措置を主張する根拠には全くならない。

7.いずれにせよ、「地球温暖化/気候変動・人為排出CO2主因説」は、気候史的にも、ここ170年間の実測気象データからも、気候モデルによるハズレばかりの気候予測結果からも、ほとんど反例・反証しかない「非科学(=論理学的「偽」命題)」であり、米国の進歩的な連邦官僚の「不必要な懺悔」=「偽善と欺瞞にみちた似非懺悔」は、ほとんど意味のない、単なる反母国の自虐史観というべきものにすぎない。

8.非科学の特定イデオロギーに起源するありもしない「妄想」に対して「懺悔」する(どころか、妄想への強硬的な対処・対策によって、世界人類・世界文明が築き上げてきた遺産のすべてを、一挙にダイナマイトで吹き飛ばすかのように、不必要にも破壊する)ことが、「目覚めの政治である」と考えるのは、あまりに「愚か」であり、「狂気」そのものである。



☆ 最近の私のSNS「X」の投稿の内、特に読んでもらいたいもの。





 ◎ 気候の真実に関するドキュメンタリー映画



  本映画は、YouTubeで「Climate the Movie: The Cold Truth」と検索してもヒットしないように(卑劣にも)検閲されている気配があるそうです。ゆえに、SNS等において、動画の存在の周知と、動画閲覧の推奨を「拡散」していただきますようお願いします。

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