保守主義の哲学---日本国内の「陰謀妄想」・「シナリオ妄想」は「ロシア→幸福実現党・幸福の科学」産か? [政治]
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【記事ソース】
→虐殺は「自作自演のでっち上げ」民間人の死者は「ウクライナ政府の無責任な政策の犠牲者」駐日ロシア大使が語った“認識”【報道特集】(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
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→要するに、「ロシアにとっては、ロシアの主張のみが事実・真実である。それ以外の者が見た物・聞いた事・主張すること、証拠品等々は、何であれ、すべて、その者の単なる主観or推定、又は、でっち上げ(=捏造)にすぎない」と言っているだけ。これがロシア流の思考法・論理であるから、彼らと何を話し合っても、相互理解など全く不可能であろう。ちなみに、生涯に渡って、秘密組織(体制)に自分の行動の邪魔をされているという「陰謀妄想」に憑りつかれていた、フランスの病的狂人「ジャン・ジャック・ルソー」は、著書『告白』の虚偽性を指摘され、発行の差し止めを受けた時、「彼にとっての真実」について、次のように述べている。
ジャン・ジャック・ルソーのたまわく、
「私は(この著書『告白』の中で)真実を述べました。私が申し上げてきたことと反対の事柄を知っている方があり、それにどれほどの証拠があるとしても、それは虚偽であり中傷なのです。・・・自分の目で私の生まれつき、性格、品行、性向、楽しみ、習慣を検討して(みると)、私を不誠実な人間と考える人があるとすれば、それこそまさに息の根を止めるべき人間なのです。」(ポール・ジョンソン『インテレクチュアルズ』、共同通信社、32頁、丸カッコ内:私の補足。)
さらに、狂人ジャン・ジャック・ルソーの、他者との交渉における根本原理は、次のようであった。
ポール・ジョンソン曰く、
「(ルソーの)他人と交渉する場合の根本原理はまことに簡単。人(=他者)は与え、自分は取る。このことを彼は傍若無人の論法で裏付けた。私は無類のすばらしい人間なのだから、私を助ける人はみな、実は自分自身のためになることをやっているのだ、と。」(同著、27頁、丸カッコ内:私の補足。)
ゆえに、ロシアという国家が、「ルソー → マルクス → レーニン/スターリン(ソ連)→ 現ロシア」という悪徳思想の(権化的)基本系譜(=直系子孫であること)を鑑みれば、現在のロシアの思考法や行動の「悪徳性」にも納得がいくというものではないか、と私は思う。
少しずつ分かってきたのだが、ウクライナは平和を求めるふりをして武器をクレクレといっている。そして欧米はウクライナに同情するふりをして武器を供与し、戦争が続けられている。
? You (@You3_JP)?April 10, 2022
その一方で、戦争パニックが煽られ物価が上昇して貧困国は苦しんでいる。
このストーリーは、陰謀論でもなんでもない。?https://t.co/3ZEQtao1a9
→アカウント「You」様ほか、誠実・冷静に「反コロナワクチン」議論を続けておられる皆様には、ロシアによるウクライナへの侵略戦争問題については、「陰謀妄想」や「シナリオ妄想」の誘惑にとらわれずに、「反ワクチン議論とは分離して」、冷静な態度を貫徹して頂きますよう、切にお願いしたいと思います。
この度のロシアの侵略行動は、国際法上の「法的不正義」であり、ウクライナ国民(民間人)に対する虐殺行為は「法的不正義かつ道徳的悪徳」であり、一部の者がしているように、いかなる曲解・詭弁を試みようとも、その事実は「不動」です。
また、「主権国家ウクライナ」政府は、国家・国民をロシアの侵略行為から守る「義務」があり、「ロシアへの降伏は、ロシアへの隷属」となることを意味するため、「勝利すること」が絶対です。そのためには(武器が足りないので、世界に向かって)「武器をクレ(提供してください)」という(頼む)のは、当前の行為であり、戦争をわざと長引かせるという目的のためではありません。
その他の「物価上昇」や「貧困国の困苦の増大」も、ロシアが侵略戦争(他国領土への軍事侵略)を開始したことに起因ものであり、ウクライナに非はありません。もし、我が国の北海道からロシアが軍事侵略してきた場合を想定してみれば、必ず、ウクライナと同じお願い(助けて下さい、ロシア撃退に協力してくださいというお願い)を世界各国に対して訴えるはずです。
また、コロナワクチン問題については、確かに、世界的な「計画主義・統制主義」による「陰謀」や「シナリオ」が存在する可能性を否定できませんが、次のように考えてみて下さい(→これは、F・A・ハイエクやカール・ポパーなどの自由主義の社会理論であり、単なる私の意見ではありません。)
「大きな開かれた自由社会」においては、生じる現象には、3つの区分が存在します。
1.人間行為から完全に独立している現象、つまり、「自然による現象」のこと。
2.人間の設計(意図的計画)の産物という意味での「人為的」or「取り決めによる」現象、つまり、限られた閉鎖空間内での実験のように、すべての条件を制御でき、目的や意図と「同じ結果」を生み出す現象のこと。
3.人間の行動の結果ではあるが、設計の結果ではない現象、つまり、目的や意図をもった人為的行動の結果ではあるが、すべての条件を知ることも、制御することもできず、かつ偶然や運に左右されるため、当初の目的・意図とは異なる結果(設計の結果ではない結果)が生じる現象。
つまり、「大きな開かれた自由社会」においては、個々人は自分の意志に基づき自由に行動し、その行動が複雑に重なり合って、互いに作用しあうため、「2.の現象」の発生は極めて限定され、大部分の現象は、「1.or3.の現象」となります。例えば、自分自身の、ささやかで小さな「目標」に向かって努力しても、結果が「目標」通りにならないことが多いのは、「3.の現象」に依存している可能性が大きいのです。
要するに、「陰謀」や「シナリオ」というものが成り立つためには、陰謀を企む主体が、すべての事象・出来事を「2.の現象」にする(=制御・統制する)必要が生じ、あらゆる社会的、経済的、政治的要素を、管理運営するための、徹底的な「計画主義」や「統制」や「独裁(専制)主義」がなされる必要があるのです。
共産主義国家や社会主義国家(ナチズム含む)は、1国の国内等に範囲を限定して(あるいは範囲を拡大しようとして近隣国への侵略戦争をして)、これを目指したものですが、多数の民族、多数の国家から成る「全世界を対象」にして、これを成すのは、(世界中で起こる多くの現象が、1.又は3.の現象であるため、)一般的には困難であり、起こりうる場合でも極めて稀であり、ある特定の分野に限られる場合であり、あらゆる事象について屡々起こりうるものでは決してありません。
ゆえに、世界のコロナワクチン政策が仮に「2.の現象」であるとしても、
(→その場合には、計画策定の機関や命令の伝達系統などが綿密な計画によって確立されているはずなので、それを暴露すれば解決の糸口は見つかるはずです)
それでもって、一気に飛躍して、「ロシアによるウクライナへの侵略戦争」までもが、裏で糸を引く、米国や英国やEUの「陰謀やシナリオ通りに動かされている」などと考えるのは、あまりにも唐突で、明確な根拠など何もありません。
もし、「陰謀」や「シナリオ」が存在していると主張したい者がいるなら、その具体的な詳細計画と命令伝達の系統、各段階・部分での行為主体・機関・・・等々を完全に明確に示す必要があります。
が、それができない場合には、「先に描かれたシナリオ(思考の型・イデオロギー)」に都合のよい「単発事象」を拾い集めて、並べて「現実がシナリオどおりに進んでいるように見せている(感じさせている)」だけのことでしょう。但し、旧ソ連や中国共産党(CCP)のような、共産主義国家は「実在する」ので、「陰謀」や「シナリオ」が全く存在しない(不可能である)という訳ではありませんが、そう度々存在する(or生じさせることが可能な)ものではないのです。
及川幸久、幸福の科学の幹部として
? 孫向文 ??? (@sonkoubun)?April 10, 2022
「北方領土を永遠にロシアにあげるべき」
「北方領土支配はプーチン様は日本への思いやり、日本を中国から護るため」
「北方領土の放棄は日本の国益につながり」
と主張?https://t.co/gHcEexIDj3
→やはり、怪し過ぎるね、幸福の科学・幸福実現党は。「幸福」というのは「ロシアの幸福」のことだったのか、とさえ感じられるね。
どうでもいいけど、何がそんなに楽しくて笑いながら話してるんだろう…?https://t.co/mjPnDJj1kb
? フィフィ (@FIFI_Egypt)?April 3, 2022
→この馬淵氏が、日本国内の所謂「陰謀教」、「シナリオ妄想教」の教祖的存在(=関連著書多数)。
が、もはや「正体」(=ロシアの偽情報工作員)がバレバレで、「陰謀教・シナリオ妄想教」に関する馬渕氏の多数の著書の目的が、「日本国民に対する親ロシアへの誘導プロパガンダ」&「日本国民の反米・日米分断・嫌英EUなどへの誘導=反自由主義陣営への誘導」であることは、見え見え。
私には、もしかすると、近年、世界中に広まっている、所謂、「陰謀教」や「シナリオ妄想教」の「真の発祥の地(本山)」は、(中共CCPというよりも)「ロシア政府の謀略機関」の方ではないのか?と思えくるほどである(そうすれば、近年の様々な事象が上手く説明できるような気もするが、現段階では私の推測の域を出ない)。
いずれにせよ、ロシアの偽情報工作員の疑いが極めて強い「馬渕氏」が書いた著作など、善良な日本国民が読めば、有害以外の何ものでもない。私は、良識ある日本国民には、「決して読まない(=関わらない)」ことをお勧めする。
ロシア議会調査委員会は、クラマトルスクへの攻撃に関してウクライナ軍の第19ミサイル旅団の指揮官およびその他の身元不明者に対し戦時国際法違反で刑事訴訟を提起。 「ロシア新聞」発信?https://t.co/bXsVLWehDT
? 篠原常一郎(古是三春) (@sinoppa1960)?April 8, 2022
ギリシャの左派活動家グループ、ウクライナ向け兵器輸送列車止める。「NATO殺人者は帰れ RT(ロシア国営メディア)発信?https://t.co/r57uJeOGNK
? 篠原常一郎(古是三春) (@sinoppa1960)?April 8, 2022
→この「篠原常一郎」氏はゴリゴリの共産主義者。そして、この人は、「参政党」の結党者の一人。そして、この「参政党」は、「ロシア擁護(支持)」の一点張り(→コロナでは反ワクチンだが、単なる「反体制運動・反資本主義」のイデオロギー政治運動一環にすぎない気配あり)。そもそも、「参政党」って「共産主義政党」だったのか。何が「保守」か、聞いて呆れるね。そして上記の「篠原常一郎」氏のロシア・外国の極左団体を支持するツイート内容。なお、この方のYouTube動画もありますが、お話の内容云々の前に、「クマのぬいぐるみだらけ」の背景に、私の感覚が「拒絶反応」を起こしついて行けません(あくまで、私見ですが・・・)。
出典:?フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 篠原 常一郎(しのはら じょういちろう、1960年7月11日?-?)は、日本のジャーナリスト。軍事・政治評論家。元日本共産党専従(専従職員)[1]。軍事評論家としては、古是 三春(ふるぜ みつはる、ミハイル・フルンゼから)の筆名を使用する。ロシア名は「フルンゼ・ミーシャ」だという[2]。志波 耕治名義で『月刊正論』への連載歴がある[3]。 |
結局のところ、《彼ら》のお仲間達が、ロシアを支持する理由「本質的イデオロギー」としては、「共産主義(マルクス・レーニン主義)&その総本山としてのロシア(旧ソ連)を守れ!」に収斂しそうな気配だね。
・ロシアは軍事拠点しか攻撃していない。
・2014年のウクライナ政変:ウクライナのネオナチと米国ネオコンによる(ネオコン)クーデターであった!
・遡ると、第一次世界大戦も第二次世界大戦もネオコンの仕業であった!
・第二次世界大戦後の世界の様々な戦争もすべてネオコンが背後にいて、演出したものだ!
と(驚愕!)。
ちなみに、ネオコン、即ち、米国の「新保守主義(neoconservatism)」とは、第二次世界大戦後の数十年間に、「中道的で保守的傾向を持つリベラリズム」から生じて来たもの。
特に、1960年代になって、母体の「リベラリズム」が、公民権運動、ベトナム戦争(反戦運動)、フェミニズム運動、性的規範等をめぐる「政府(体制)」との闘いにおいて、米国社会(文化)と政治に対する、「ラディカルな批判と運動」を強めて行く中で、米国という国家が直面している文化的・道徳的な危機を察知し、急進的リベラリズムとは逆方向の、「変化よりも安定を確保する保守主義」へと展開していったもの、それが、米国の「新保守主義(neoconservatism)」である。
このように、当初は米国の「内政問題」への関心から生じた「新保守主義」が、グローバルな外交政策への全力集中へと、大きく転換していくのは、ソ連崩壊後の1990年代(半ば)以降になってから(→冷戦構造の崩壊による、世界の多極化と不安定化による)のことである。
なのに、どうして、馬渕元大使の論理、
「第一次世界大戦も第二次世界大戦もネオコンの仕業であった!」、
「第二次世界大戦後の世界の様々な戦争もすべてネオコンが背後にいて、演出したもの!
が成り立つのだろうか?(成り立つわけがあるまい。)
デタラメにも程があるし、少なくとも、政治学の用語「ネオコン」の定義(意味)を「捻じ曲げ過ぎ」であろう。
しかも、馬渕元大使は、第二次世界大戦後の世界の様々な戦争の背後には、必ず、ソ連(ロシア共産党)や中国共産党(CCP)などの共産主義国家がいて、アジア・アフリカ諸国の共産化(共産革命)を指導・工作して関与していた事実については、「全く」触れない。元外交官である(=知っているはずである)のに。
また、ウクライナの「ネオナチ」の定義についても、全く明確にしておらず、ロシア・プーチンの言説の単なるオウム返し(=ロシアの敵は、ナチorネオナチである!)の域を出ない。大体、ウクライナ(政府・軍・国民)を名指しして、「ネオナチ」とか「ナチ」と呼称(レッテル貼り)しているのは、世界中で、基本的にはロシア政府・ロシアメディア(&ロシア大使館&ロシア工作員等)だけだから、その心は「言わずもがな」であろう。
このように、上記のたった「2分20秒」の動画の中だけでも、馬渕元大使の説明には、曖昧さとデタラメが満載であり、明らかに、ロシアを偏向的に擁護する「為の言説」を宣伝する「ロシアの偽情報工作員」である疑いが極めて濃厚であると言わざるを得ない。
この馬渕元大使が、日本国内の「陰謀妄想」や「シナリオ妄想」に関する著作の「教祖的存在」(著書多数)であるというのだから、読者は、その「陰謀やシナリオの論理」を、容易に信用してはならないことは、自明ではないか。
何度も言っているが、私は、このような怪しげな本は、「読まないこと」をお勧めする。
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