保守主義の哲学---ホイッグ主義の蘇生による社会主義の撃退が日本救国の道である(17) [政治]
このブログページに御来訪の皆様へ
われわれブログ「保守主義の父 エドマンド・バーク保守主義」及びブログ「真正保守政党を設立する」では、
個々のブログのみでなく、他の多くの「真正保守」の有志(及び真正保守勢力の拡大を望む方なら誰でも)が協力して『真の日本復興』を目指した「草の根国民運動(→市民運動ではなく国民運動です)」を展開して行きたいと考えています。
そこで、この国民運動、仮称:『日本国大復興 PROJECT』の第一弾として、「PROJECT M」を開始する、準備を始めています。
「PROJECT M」の内容については、運動を開始するまで申し上げることはできませんが、中共の「反日デモ」のような、智恵のない暴力運動などでは決してありません。
われわれは、「静かなること林のごとく、動かざること山の如く開始されるけれども、一旦火がつけば、瞬く間に日本国中に広がり、その運動が悪党の中枢部に突き刺さるような、静かで強力で効果ある運動」を目指しています。
「真正保守主義」「真正自由主義」に興味があり、若干程度はそれらを知っていて、「日本国の真の復興」のためにプロジェクトに参加したいという協力者を探し求めています。
このプロジェクトは、決して難しいプロジェクトではありませんし、職業・年齢・学歴・性別などは一切問いません。
ただし、若干程度でも良いので、真正の保守主義・真正の自由主義に関する知識をお持ちの方を我々の協力者として求めています。
また、このプロジェクトは参加するメンバー全員で協力して進めて参る次第ですので、「自分にできるかどうか、何をするのだろう」と心配される必要はありません。
チームでサポートし合いながら進めますし、「やはり自分には無理だ」と思われるときは退出自由ですので、ご安心ください。
また、このプロジェクトはあくまで有志の自由意志により参加していただくものであり、プロジェクトへの参加・退出の自由に何らの強制を課すものでもありません(ただし、プロジェクトを妨害する行為をする方にのみ、退出を強いる場合があります)。
興味ある方は、以下のブログのいずれかにコメントしてください。
よろしくお願い致します。
・ブログ「真正保守政党を設立する」
・ブログ「保守主義の父 エドマンド・バーク保守主義」(本ブログ)
エドマンド・バークを信奉する保守主義者より
なお、この国民運動の主旨については、次のページをご覧ください。
→日本国の現状についての危機感の表明と仮称:日本国大復興PROJECT 草の根国民運動について
なお、この運動の精神は日本国の再生と復興にあり、その精神の主柱は以下に在ることを申し添えておきます。
教育に関する勅語(1890年)
朕惟(おも)うに 我が皇祖皇宗(こうそこうそう)国を肇(はじ)むること
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→私〔=ブログ作成者〕の解説:「皇祖皇宗」とは「天皇のすべての祖先」という意味であって、「古事記」や「日本書紀」などの日本神話の“神々”と「天皇」を結びつけるか否かは個人の「信教の自由」であって、ここでは天皇が「神」であるとか、「神の末裔」であるとか「神州」だとか「神国」であるなどとは、一言も述べていないことは極めて重要な事実である。大日本帝国憲法もまた然りである。
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宏遠(こうえん)に 徳を樹(た)つること深厚(しんこう)なり 我が臣民 克(よ)く忠に克(よ)く孝に 億兆(おくちょう)心を一にして 世世(よよ)厥(そ)の美を済(な)せるは 此(こ)れ我が国体の精華にして 教育の淵源(えんげん)亦(また)実に此(ここ)に存す
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→私〔=ブログ作成者〕の解説:億兆心を一にして・・・国体の精華・・・と聞いて、即「天皇独裁の全体主義」などと考える人間とは、「幼稚園レベルの発想・読解力」しか持ち合わせていない人間か、自分が信仰する「マルクス教」という邪教の「教祖様」では、とうてい足元にも及ばない「二千年以上の伝統を誇る世界唯一の万世一系の天皇」への宗教的嫉妬心でしかない。
億兆の臣民は一丸となって、“忠”や“孝”の“美徳”を成し遂げてきたのであり、それが日本国の国体の精華であると言っているのであって、ヒトラーのユダヤ民族のホロコーストや共産ソ連の自国民のジェノサイドなどの全体主義(前者は国家社会主義、後者は共産主義)の極悪非道な“悪徳”とは全く無関係・正反対であり、「教育勅語の内容自体が日本国を軍国主義・大東亜戦争へ導いた原因だとか、危険な思想だ」などと言う主張は、全く根拠をなさない暴論であり、そう主張する人間の思想方が逆になお危険であると言えるであろう。
それは、明治憲法の上諭「朕ハ我カ臣民ノ權利及財産ノ安全ヲ貴重シ及之ヲ保護シ此ノ憲法及法律ノ範圍内ニ於テ其ノ享有ヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス」や明治憲法 第二章 臣民権利義務 (第十八条~第三十二条)において臣民の自由を明確に規定していること、さらに第七章 補則 第七十六絛 法律規則命令ハ何等ノ名稱(=名称)ヲ用ヰタルニ拘ラス(=拘らず)此ノ憲法ニ矛盾セサル(=矛盾せざる)現行ノ法令ハ總テ遵由ノ効力ヲ有スの規定からも明白である。
真実は、昭和初期における社会主義思想の大量闖入によって、マルクス・レーニン主義によって洗脳された政府や軍部の多くの幹部らがこの“教育勅語”や“明治憲法”真の精神を曲解し、遵守しなくなったからこそ、日本国は大東亜戦争の泥沼に突き進んでいったのである。
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爾(なんじ)臣民(しんみん) 父母に孝に 兄弟(けいてい)に友に
夫婦相(あい)和し 朋友(ほうゆう)相(あい)信じ 恭倹(きょうけん)己(おのれ)を持(じ)し 博愛衆に及ぼし 学を修め業を習い
以て智能を啓発し徳器(とっき)を成就し 進んで公益を広め世務(せいむ)を開き常に国憲(こっけん)を重んじ国法に遵(したが)い
一旦緩急あれば義勇公に奉じ 以て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運を扶翼すべし
是(かく)の如きは独り(=ただ単に)朕が忠良の臣民たるのみならず 又(また)以て爾(なんじ) 祖先の遺風(いふう)を顕彰(けんしょう)するに足らん
斯(こ)の道は 実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺訓(いくん)にして 子孫臣民の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所 之を古今に 通じて謬(あやま)らず 之を中外(ちゅうがい)に施(ほどこ)して悖(もと)らず
朕(ちん)爾(なんじ)臣民と倶(とも)に拳拳服膺(けんけんふくよう)して 咸(みな)其(その)徳を一(いつ)にせんことを庶(こい)願う
明治二十三年十月十三日
御名(ぎょめい) 御璽(ぎょじ)
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私〔=ブログ作成者〕の用語説明:
皇祖皇宗:天皇の始祖と当代に至るまでの歴代の天皇。天皇のすべての祖先。
恭倹:人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。
徳器:徳行と器量。才能と徳。
世務:世の中の務め。事業・仕事。
国憲:憲法。
天壌無窮:天地とともに永遠に続くこと。悠久。
遺風:後世に残っている先人=祖先の教え・偉業。
顕彰:隠れた善行や功績などを広く知らせること。
遺訓:父祖から子孫への教訓。
中外:国の内外。国内と国外。
悖る:道理にそむく。反する。
拳拳服膺:心に銘記し、常に忘れないでいること。
御名:公文書への天皇の署名。
御璽:天皇の印章。天皇の行為であることの証明として、法律や政令などの公布文や認証文に押される。
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※ ちなみに、私〔=ブログ作成者〕の祖母は大正生まれの九十六歳であるが、この「教育勅語」を現在でもすべて暗誦している。
以下をまだお読みでない方は、下記の「日本国大復興PROJECT」をクリックしてください。
→日本国の現状についての危機感の表明と仮称:日本国大復興PROJECT 草の根国民運動について
以 上
すばらしい保守主義の解説をありがとうございます。
>政府や軍部の多くの幹部らがこの“教育勅語”や“明治憲法”真の精神を曲解し<
彼らが教育勅語のどこをどのように曲解したのか、ご説明があれば、なおありがたいと思います。
by 忘八 (2010-11-09 10:55)
忘八 様
貴重なコメントありがとうございます。
コメント頂いたご意見については、いずれブログに掲載致します。
ここでは一言、貴殿のご意見と、我々の「Project M」は密接に関係しているとだけ申し上げておきます。
by BURKE_REVIVAL_IN_JAPAN (2010-11-10 23:40)