保守主義の哲学---すべての日本国民が総力を挙げて、東日本大震災被災者の援助・救援の手助けをできる方法がある。 [政治]
はじめに、
エドマンド・バーク保守主義者である私〔=ブログ作成者〕は、東日本大震災の被災地の惨状及び被災者の皆さまの悲痛と苦悩に対し、深く哀悼の意を表するものであります。
さて、私〔=ブログ作成者〕は、東日本大震災の被災地の災害復旧および被災者の救助・救援のために、日本国政府・日本国国会に対して以下の提案をしたいと思う。
平成23年度の国家予算のうち、
国土交通省の予算総額は約5兆0,010億円(うち、公共事業関係費4兆2,796億円)しかない。
さらに、上記の公共事業関係費約4兆2,796億円のうち、災害復旧費等はわずか534億円しかない。
と承知している(予算審議過程での若干の金額移動などは無視し、金額のオーダーで考えてもらいたい)。
これに対し、厚生労働省の雇用均等・児童家庭局育成環境課子ども手当管理室のいわゆる「子ども手当給付」に係る予算額は、総額2兆9,356億円(うち国庫負担分は2兆2,077 億円)にのぼると承知している。
ゆえに、私〔=ブログ作成者〕は、「東日本大震災の予期せぬ発生」と「被災地の復旧(福島第1原子力発電所事故の処理を含む)と被災者の救助・救援」を日本国民の第一義務と考え、さらに日本国の国家財政の悪化現状を鑑み、次の内容の施行を日本国政府及び日本国国会に対し提案するものである。
(1) 私〔=ブログ作成者〕は東日本大震災の惨状を見た、すべての日本国民は平成23年度の「子ども手当支給金」は受け取らず、その予算額を被災地の災害復旧費や被災者の援助・救援費として優先的に有効利用して頂くことを望むと確信している。
(2) ゆえに、私〔=ブログ作成者〕は、日本国政府及び日本国の国会が、子ども手当の支給を早急に一時休止し、それを被災者の救助・救援費や被災地の災害復旧費に転用する予算組み替えを行い、日本国国会において与野党が協力して、至急に平成23年度の組み換え予算を可決するように提案するものである。
(3) 私〔=ブログ作成者〕は、被災地の惨状及び被災者の悲痛と苦悩を目の当たりにした日本国民が、日本国政府と日本国の国会が平成23年度の子ども手当予算を一時休止して、それを優先的に東日本大震災の被災地の支援に組み替えることに誰も異議を唱えるはずはないと、確信するものである。
なぜなら、この思いは、日本国民の一人として、道徳的義務感から発する誰もがもつ自然な感情だからである。
(4) 最後に、阪神淡路大震災の苦い教訓から学び、米国の空母派遣の申し出を日本国政府は必ず受け入れるべきである。
あの阪神淡路大震災の発生時、社会党の村山富市総理大臣は、愚かにも米国の空母派遣の申し出を拒否した。
村山富市は、空母内部が負傷した兵士を治療するための総合病院でもあることすら理解できず、自己の無知と社会主義かつ反米のイデオロギーのみに基づいて米国の空母派遣の申し出を拒絶した愚かな総理であった。
以上について、日本国政府及び日本国国会は、真剣かつ早急に検討されたいと願う次第である。
また、私〔=ブログ作成者〕の上記の提案内容に賛同して頂ける、読者の皆さま及びすべての日本国民の皆さまは、各自の分担できる範囲内で結構ですから、さまざまなルートを通じて私〔=ブログ作成者〕の提案を、全国の日本国民・日本国政府関係者・日本国の国会議員らに伝達・周知して頂きますよう、ご協力願いたい次第である。
エドマンド・バーク保守主義における“国法”とは、日本国民の“生命/安全・私有財産・自由/道徳”を擁護し・保障する“最強の砦”であり、その砦は日本国民の歴史と伝統と慣習の中で育まれ、祖先から子孫へと継承(世襲)されてきた日本国民の道徳的義務観と美徳ある国民性(民族性)に支えられているのである。
【平成23年3月13日】
エドマンド・バーク保守主義者(神戸発)
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